東大みおりんのわーいわーい喫茶

元宅浪&ワーホリ帰りの東大生みおりんが、ワーキングホリデーや受験の勉強法などについてお役立ち情報を届けようと奮闘します。

みおりんがワーホリを決意するまでのお話。

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わーいわーい!みおりんです。

 

今日はわたしがワーキングホリデー、通称ワーホリにチャレンジすると決意するまでの話と、決意してから渡航までの話を書いてみたいと思います。

 

前者では、大学生のわたしがなぜ大学留学ではなくワーホリを選んだのか、ということや、大学を休学するにあたっての葛藤などもお話ししたいなと。

 

後者では、渡航前にお金のストレスで結構病んだぜという話をしたいなと思っております札束

 

長くなるので、この記事では前者の「海外に興味を持ってからワーホリを決めるまで」の話を書いてみます~ウインク鉛筆

 

ワーホリの方のブログはたくさんあると思いますが、大学生でワーホリを選ぶ方はあまり多くないということもあり、特に「大学休学×ワーホリ」という点について参考になるのではないかと思っていますにんじん

 

 

海外に行きたかった理由

まず、日本で引っ込んでればそれでもいいのになぜ海外に出ようとしてしまったのか、ということですが、
わたしは小学生の頃から、常に「広い世界を見たい」「いまいる場所を早く出たい」と思っていました。
 
これは理由を訊かれると困ります。本能とか潜在欲求に近いものであったからです。家や故郷が嫌いとか、そういうネガティヴな理由も一切ありません。
 
そしてそんな欲求が決定的な将来の希望となったのが、小5の終わりに参加した、県かなにかの1週間のホームステイプログラムでした。
 
もともと母が見つけたプログラムで(母は別に海外志向とかまったくないのですが…)、「行ってみたい?」と訊かれて「行ってみたい!」と即答。当時英語を習っていたわけでもなんでもないのに、参加を決めました。
そのときに行ったのが、わたしが今回ワーホリで滞在した場所、カナダのバンクーバーです。
 
1週間のプログラム、内容をきちんとは覚えていませんがビクトリアでホームステイをしたこと、電子辞書片手にホストファミリー(フィリピン人のシングルマザーの女性と、わたしより1つ下の娘さんでした)と話したこと、トーテムポールを見たこと、キャピラノ吊り橋に行ったこと、最後のお別れのときにホストマザーがダウンベストをくれたこと…記憶に残っていることはたくさんあります。
 
わたしにとって初めての海外経験となったこの11年半前のホームステイが、留学を目指す直接的なきっかけだったのではないかと思っています。
 

なぜ大学留学じゃなくてワーホリ?

わたしは大学生になったら留学をするんだ!!とかねてから決めていました。
 
大学生の最も一般的な留学といえば、大学の交換留学。または、私費で行く語学留学や、民間の奨学金をもらって留学プログラムに参加するという方法もあります。
 
わたしもはじめは、東京大学の提携校の大学に交換留学をしようと思っていたんです。
 
実際、実は一度エントリーをしました。超面倒くさい書類を埋め、推薦状も発行してもらい、教務課の受付に持っていったのです。ところが。
 
 
締切日を一日過ぎていた雷雷雷雷
いま考えるとあほすぎてニヤニヤしてしまう笑笑
 
 
なんでそんなことが起こったかというと、一つにはわたしが結構締切ギリギリの頃に書類を書いていたというのがあるんですが、これには大学の制度が関係していまして。
 
東大は大学入学時には学部が決まっておらず、科類というものだけを選択して受験・入学します。細かいことは省略しますが、2年生の夏に学部学科を選択する「進学振分け」(いまは「進学選択」という呼び方に変わったはずですが)という制度があります。
 
で、わたしがこの書類を提出しようとしていたのが、ちょうど進学振分けの直後。
つまり、自分の進学先の学部が内定したばかりの頃だったのです。
 
そのせいでなにが起きるかというと、なにか手続きをしたり教務課に問い合わせたりするときに、いままでの所属先である「教養学部」(全員が2年生まで教養学部扱いになります)に行けばいいのか、それともこれからの所属先の学部に行けばいいのか、という混乱が生じまして。
 
で、わたしの勘違いだったのですが、所属先の学部に提出すればいいんだと思ってたら教養学部に出さなきゃいけなかったらしく。
 
教養学部はわたしの内定先学部より提出期限が早かった!!!!
 
そんなくだらない理由で、交換留学は頓挫。笑
 
もちろん本気で交換留学だけを目指すのであれば、次の年になろうがトライしていたと思います。ですが、そもそも交換留学がいいなと思っていたのは、
  • 留学先の大学にお金がかからないこと(東大への学費だけで行ける)
  • 休学や留年をせず、ストレートで卒業ができる
という点だけだったんだよね。
そして、この後じっくり考えました。自分はなぜ海外に長期間行きたいのか。海外旅行じゃだめなのか。大学を出てからじゃだめなのか。
 
そして結論が出ました。
 
わたしが海外でしたいのは、学問を修めることではない。
また、単なる旅行でもない。
わたしがしたいのは、海外で生活体験を積むこと、そして、様々な人に出会って視野を広げること。多様な文化を、頭でっかちな知識ではなくて肌で感じて知ること。
 
そう考えながら留学エージェントめぐりを始めたとき、あるエージェントの方が教えてくださったのがワーキングホリデーの制度でした。
それまでも聞いたことはありましたが、詳しく知りませんでした。
 
 
最終的にワーホリに決めた大きな理由は、
  • 仕事ができるため、ほかの留学形態より安価で行ける。
    (親にこれ以上金銭的な負担をかけるのを本当に避けたかったので。。)
  • 現地で勉強だけでなく仕事をするという、他の留学形態ではできない体験ができる
ということがあります目
 

大学を休学することとの葛藤

さて、ワーホリで渡航すると決めたときに、いちばんネックとなったのは大学を休学するということについてでした。

 

ワーホリは大学留学と違い、海外大学で取った単位を東大の単位として認定してもらう、ということができません。そして1年間のビザなので、大学生でワーホリに行くなら1年の休学は避けられないということになります。

 

この点については、正直かなり悩みました。

 

わたしは一年浪人しているため、周囲より一年遅れである、という意識がとても強かったんです。そのため、大学は絶対留年したくないしストレートで卒業したい、という強い希望がありました。もともとは。

 

世間一般で言うと、なのかわかりませんが、少なくともわたしやわたしの両親は、休学や留年に対してポジティヴなイメージを持っていませんでした。やむを得ない場合はもちろんしかたないし、心や体の調子が悪いといったケースであれば全く問題ないと思います。ですが、心身健康で卒業が遅れるのは…と思っていたんです。

 

ですがこのことについて考えているときに出会った何人かの方々の経験談が、わたしの考え方を変えました。

 

中でもわたしの「休学」のイメージをいちばん変えてくださったと思うのは、当時休学中だった理系の先輩。彼はわたしが大学で出会ったなかで、まちがいなく最も優秀な方の一人なのですが、「もっといろんな勉強をしてみたい」と思って一年休学、その間様々な学部・学科の授業を聴講したり、アルバイトをしたりしていました。

 

休学というのは、一年無駄にすることではない。社会に出てからだと難しいことを、学生のうちにもう少しやっておくための手段なんだ。とわたしは思うようになりました。

 

ただ、その一年のせいで生活費が余計にかかってしまうこと、両親にお金を返したり実家にお金を入れたりするのが一年遅れてしまうことには、罪悪感はありました。(大学の学費が一年かからないのは救いだったけど…)

 

バンクーバーでいい仕事に就いて、両親への負担はなんとか最小限に抑えるぞ!という決意のもと、ワーホリ実現に向けてアルバイトを5つ掛け持ち、、貯金を始めたのでした。 

 

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ここまでが、わたしが海外に興味を持ち始めてからワーホリ挑戦を決意するまでのお話です!

結構削ったつもりが長くなったタラーすみません。。 

 

続編!ワーホリを決めてからカナダに渡るまでのお話はこちらからどうぞドクロ

coffee-morning915.hateblo.jp

 

▼わたしがカナダワーホリの際に利用させていただいた留学エージェントさんです。

カナダ現地留学エージェントの【カナダジャーナル】