東大生のおすすめ・非おすすめ参考書【世界史】|高1〜宅浪時代に使用した全26冊を完全レビュー!
わーいわーい!みおりんです。
今日は、満を持して(?)、高校1年〜宅浪時代に私みおりんが使った参考書のほぼすべてをレビューしようと思います。▶︎宅浪みおりんのプロフィールはこちら
ここでは【世界史】について、「おすすめの参考書」「いまいちだった参考書」、覚えている限りすべてご紹介します。あくまでわたし個人のレビューですが、参考程度にしていただけたら幸いです😊
☺︎みおりんは2013及び2014年度に受験しています。現在の入試制度と一部異なる点がありますが、ご了承ください!
☺︎みおりんの受験以降に新版が出版されているものは、基本的に最新版をご紹介しています。
- 通史理解のおすすめ・非おすすめ参考書
- 用語暗記のおすすめ・非おすすめ参考書
- 年号暗記(語呂合わせ)のおすすめ・非おすすめ参考書
- アウトプット演習のおすすめ・非おすすめ参考書
- 論述問題のおすすめ・非おすすめ参考書
- センター試験のおすすめ・非おすすめ参考書
- 東大世界史のおすすめ・非おすすめ参考書
通史理解のおすすめ・非おすすめ参考書
山川出版社の教科書です。わたしの高校で配布されていたのもこちらでした。
山川は教科書準拠の問題集や参考書を多数出版しているので、その意味ではベースとなる教科書をこれにしておくと便利です。
こちらは東京書籍の教科書。東大の世界史はこちらをベースに作られているといわれており、個人的に購入して山川の教科書と読み比べを行いました。
世界史には資料集・図録も必携。わたしは学校で配布された『ニューステージ』を使用していました。
こんな感じで、自分ではまとめづらい内容も資料集のページをコピーすることで暗記を効率化できました。↑
ちなみに、『タペストリー』も資料集として人気です。
難易度:★☆☆☆☆
おすすめ度:★★★★☆
教科書だけでは頭に入りにくいことも多いでしょう。わたしはこちらの『ナビゲーター』シリーズを副読本のような感じで読んで通史理解を深めていました。
平易な言葉で書いてあり、初学者にもおすすめです。
難易度:★★★☆☆
おすすめ度:★★★★☆
上記の『ナビゲーター』よりレベルの高めのシリーズ。東大受験生の多くが使っていた印象です。
「見取り図は基礎力がないと読むべきでない」というのを聞いたことがあるんですが、そこまででもないと思います。学校の世界史の授業をある程度ちゃんと理解できている人はどんどん読んじゃっていいのではと思っています。
難易度:★☆☆☆☆
おすすめ度:★★★☆☆
もっとライトに通史をざっくり学びたい!という人には、こちらの『読むだけですっきりわかる〜』がおすすめです。文庫本なので持ち歩きにも便利です。
受験世界史としては緻密性・網羅性に欠けるかもしれないので、初学の1ステップとして使っていただくといいと思います。
難易度:★★★☆☆
おすすめ度:★☆☆☆☆
近現代史を学びたくて買ったのですが、誤字脱字や解答間違いが多くて放棄。個人的にはあまりおすすめしませんが、ご自身の判断で選んでいただければと思います。
用語暗記のおすすめ・非おすすめ参考書
難易度:★★★☆☆
おすすめ度:★★★★☆
世界史のアウトプットで最も手っ取り早く重要なのが「一問一答」ではないかと思います。わたしはこちらの一問一答を使っていました。
ただ、現在はどうやら絶版となり新しいバージョンが出版されているようです。チェックしてみてくださいね。↓
年号暗記(語呂合わせ)のおすすめ・非おすすめ参考書
こちらの記事で書いた通り、個人的には年号暗記を行うのはとてもおすすめです。
難易度:★★★☆☆
おすすめ度:★★★★★
掲載されている年号(語呂合わせ)の数が多いのが特長。薄くて持ち運びにも便利ですし、これ1冊でかなりカバーできるのがうれしい参考書です。
ぜひぜひ使っていただきたい!センター試験で高得点を狙う人、二次試験でも世界史を使う人に特におすすめです。ちなみに、先日大学の西洋史系の授業でこちらを掘り返してきて使ったみおりんです😳(個人的ロングセラー笑)
難易度:★★☆☆☆
おすすめ度:★★★★★
『ワンフレーズ』と併せて使った参考書。というのも、こちらのほうが語呂が覚えやすいんです(笑)ただ、掲載されている年号(語呂)の数が少ないので、これだけでカバーしづらいのがネック。
おすすめは、こちらをまず使ってひととおりの年号をなんとなく覚えたあと、『ワンフレーズ』で網羅していくという方法です(●ˊᵕˋ●)
もしくは、世界史でそこまで高得点を取らなくてもOKの人はこの『まんが必修〜』だけでもいいかもしれません。
アウトプット演習のおすすめ・非おすすめ参考書
難易度:★★☆☆☆
おすすめ度:★★☆☆☆
教科書準拠の、一問一答形式のちょっとしたテスト集。学校で配布されて使っていました。
これだけでは受験世界史の網羅はできませんが、基礎的なことの復習がきちんとできるので高校のテスト対策などには役立ちます。
難易度:★★★☆☆
おすすめ度:★★★☆☆
こちらは市販ですが、教科書に沿ってテスト形式で事項の確認ができる山川の問題集。高校のテスト対策にも、受験の基礎演習にも使えるでしょう。わたしは定期テスト対策にフル活用していました。
難易度:★★★☆☆
おすすめ度:★★★☆☆
国別・地域別の歴史の理解におすすめです。
世界史って、時代ごとにいろんな国が出てきて、しばらく別の国の話をしてると思ったら久々にまたこの国の話か!てかいつの時代よ?みたいにわけわかんなくなりますよね。
この本は穴埋め式になっており、各国の歴史を整理してまとめることができるのがうれしいところ。ただし、通史がまだ全然できてないという人にはちんぷんかんぷんになってしまうので注意が必要です。わたしはちょっと上手に使いこなせなかったのが反省です。
論述問題のおすすめ・非おすすめ参考書
難易度:★★★★☆
おすすめ度:★★★☆☆
二次試験・個別試験の論述対策として人気の参考書。志望校の過去問の前に解く問題としてもおすすめです。
難易度:★★★★☆
おすすめ度:★★★☆☆
こちらもわたしのまわりでは使っている人が多い論述問題集でした。
知識をインプットしきる前に着手したため、演習というより読み物のようにして使っていました。問題数が多いので、こなすなら計画的に!
センター試験のおすすめ・非おすすめ参考書
難易度:センター
おすすめ度:★★★☆☆
センターの過去問です。黒本・青本などもありますが、赤本がいちばん王道かなと。わたしは基本的に過去問はすべて赤本でそろえていました。
難易度:センター
おすすめ度:★★★☆☆
こちらもセンターの過去問を集めているのですが、教科書の章立てに合わせて収録しているのが特徴です。
また、かなり古い年度のセンター問題も入っていたはずです。わたしが使っていた版では、まだロシアがソ連の頃の問題(「現在のソ連は…」とか問題に入ってた😳)も見かけました。
たくさん問題を解きたい人におすすめ。復習もきちんとできるように考えて進めてくださいね👍
▶︎復習・暗記にみおりんが実践していた方法
東大世界史のおすすめ・非おすすめ参考書
難易度:東大
おすすめ度:★★★☆☆
最後に、東大対策としては27ヵ年で過去問を押さえておきたいところ。解説も比較的親切ですし、使いやすいと思います。
1セットずつ時間配分を考えて解きたいという場合には、年度ごとに収録された普通の赤本も持っておくと便利です。↓
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わたしが覚えている限りすべての使用参考書をご紹介しました!
記載した難易度やおすすめ度はあくまでみおりん個人の意見なので、実際に使ってみて手応えを掴んでいただければ幸いです😊
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