【実録】みおりんのセンター試験本番リアルレポート|東大宅浪記
わーいわーい!みおりんです。
10月に入り、そろそろセンター試験の出願が済んだという人も多いかと思います。そこで今日は、わたしの浪人時のセンター試験本番がどんな感じだったか?というお話を、ひじょう〜〜〜にリアルにお伝えしたいと思います(怖
当時の日記を引用してご紹介しますので、センター試験を受けたことがない現役生はもちろん、去年一度受験経験のある浪人生にも参考にしていただけるかなと思います。
センター試験1日目
開場より早めに着いたんですが、かなりお手洗いに行きたくて。でも開場までお手洗いを使わせてもらえず、寒い中ひたすら待ちました。。嫌な思い出。笑
以下、少し短いですが日記の引用です。
お昼はおにぎり。(しゃけ、しお、わかめを買ったつもりが、しゃけ、わかめ、わかめになっていた)
帰りのバスはものすごくさわがしくてしんどかった。
わかめおにぎり2つ買ってるし、まず3個って食べ過ぎな気が笑笑
そんなに緊張しているつもりはなかったのですが、わかめ2つ買うなんてやはりいつもと同じ精神状態ではなかったのかな🍙
1日目終了時点での手応えとしては、
- 世界史…勉強たくさんしたのに盲点ばかり突かれた感覚。
- 日本史…結構とれた
- 国語…昨年に引き続き現代文死んでしまったのでは。国語得意なはずなのに、、
- 英語…たぶん満点とれたはず
という感じ。なお、この日に自己採点はしていません。
センター試験2日目
2日目は終わってからだいぶひどい精神状態にやられました。手応えとしては、
- 数学①…満点とれた気がする
- 数学②…途中で気持ちが折れてしまい、撃沈
- 生物Ⅰ…ほんとにありえないほどひどい。時間かけたのに。わたしの努力を返して。
というものでした。。
なんというか、全部「こんなはずじゃなかった」って感じだった。浪人の1年間を通して初めて、「だめなのかも」って思いました。それまでは、東大模試の数学で6点(※80点満点笑)をとろうが、失恋して落ちこもうが、東大に行けないかもとは1ミリだって思わなかったのに。
以下、日記からの引用です。
生物でもう一歩の知識だったのが露呈して、おわったとき悲しかった。生物はちゃんと勉強したし、決してサボってたつもりはないのに。
数学②のころからおなかがおかしくなり、ガスがたまって動いているような感じに。おなか痛くはないし、トイレに行きたくもないけど、すごい変な音が出た。
試験官がまちがって1分前に開始の合図をしてしまいすぐ撤回。緊張状態がゆるんでしまったこと、おなかが気持ち悪くて冷静な状態が飛んでしまった。
いちばん得意な第2問が解けず、あわててほかの問題に移った。結局全部埋められる大問が少なくて、あっちに飛んだりこっちに飛んだりしながら数列以外なんとか埋めた。
体調のことで失敗するのだけはほんとにいやで、おわったときは無念のひとこと。泣いちゃいそうだった。なんだか、みんなでつぶしにかかられてる気がして、それならそんなものに負けてたまるかと思った。そんなものがつぶせるほど、わたしの1年は軽くないんだから。
帰りのバスがほんとつらかったのいまでも覚えてるなぁ、、男子高校生のグループがすごく大きな声で話していて、頭ががんがんしたのが印象的です。わたしは東京事変が好きでよく聴いていたのですが、「入水願い」という曲に感情移入しかけたし笑
ずっと、「わたしじゃだめなの?」という問いが頭の中をぐるぐる回っていました。
“がんばっても、東大、わたしじゃだめなの?”
自己採点
帰宅して、お風呂に入ってから自己採点をしました。採点前はとても怖かった。でも、去年のあの点数ですら足切りを越えられたんだからたぶん最低限は大丈夫、という気持ちはありました。
自己採点の結果は次のとおり。
英語 190/200
リスニング 50/50 ※東大はリスニングを加算しません
数① 87/100
数② 82/100
国語 171(46+50+38+37)/200
世界史 87/100
日本史 95/100
生物 71/100
▶︎合計783/900(+lis50→833/950)
マーク式はもともと苦手なわたしでしたが、できれば9割(=810点)、最低でも800点は取るつもりでした。それがこの結果か…という感じでした。
この前年度、じつはセンターがすごく難化したと言われていたんですね。だから今年は易化するだろう、とわたし(たち)は思っていたわけです。なのにこの点数。。と落ち込みました。
日記のつづき。↓
A(1年前に一緒に東大受験をした高校時代の元彼)が励ましのメールをくれた。B先生からもメールがきた。
ブログの友だちはみんな当然9割をこしているだろうと信じ込んでいたので、みんなの自己採点は決して見るまいと思っていた。でも夜中、ねる前に勇気を出して見てみたら、意外と700点台の人が多くてびっくりした。もちろん830とか810とかとってる人もいたけど多数派ではなく、750点とか760、770、780点台もざらにいた。それでやっとほっとして、ああ大きく出遅れたわけじゃないのかってわかった。意外とすぐにねむれた。
そう、点数が悪くて他の受験生ブロガーの結果を見に行くのが怖かったわたしですが、勇気を出して見たら意外とみんなそれほどでもなかった。なんのことはない、蓋を開けてみたらこの年も結構難化の年だったんですね。だからわたしの点数でも、そんなにひどくなかったわけです。
ブログでわたしは「難化情報だけください!易化情報はいりません!笑」と募集。するといつものブロガー友だちや通りすがりの読者の方が、「生物は難化」「国語も昨年並みの難しさ」などと情報をくれました。ありがたかったなぁ、、(●ˊᵕˋ●)
センター試験から一夜明けて
このように、わたしは「自分の結果はよくなかった、でもみんなに引き離されているわけではない」ということがわかって一夜で元気を取り戻しました。
そしてブログを更新します。記事のタイトルは「覚悟を決めた日」。以下、少し長くなりますが内容を引用します。
センターのこと、吹っ切れました。
(中略)
だから、これくらいがわたしにはちょうどよかったんだと思う。
それは自分を正当化するとか、うまくいったと言い聞かせるとかではなくて、
たぶんわたし、9割とか取ってたら安心して二次の勉強ペース落ちたと思うし、
逆に足切りを心配するような点を取ってたらあきらめて嫌気が差してたと思います。
(中略)
でね。思い出したんです。
わたしが宅浪するって決めた日のこと。
東大落ちて、ほかの大学は行く気がなかったから出してもいなくて、
浪人は決定だけど予備校行くか宅浪するかってなって
まあ受験前からぼんやりとは、選ぶなら宅浪かなって思ってたんだけど
さすがにいろんな方やインターネットの情報などで
宅浪は厳しい、厳しい、と聞かされて揺らいでました。
でも3月、某予備校が勧誘の電話を繰り返し繰り返しかけてきて、(一回ならいいんですけど)
ただでも不合格で落ち込んでるのによけいつらくて。
で、言ったんです。
自分でなんとかするからもう連絡しないでください。
って。
あのとき、自分の退路はすべて断ったと思いました。
おおげさかもしれないけど。
でも、その瞬間、わたしはどの予備校の塾生にもなってたまるかと決めたんです。
(中略)
それから一つだけ、今回のセンターでよかったなと満足していること。
わたしは間違えたところや知らなかった知識をバイブルサイズのファイルにまとめて、
それを模試や入試の前に見返すというのを去年からやっているんですが
去年はね、センター当日、そこにまとめてあったことがちょうど出たときに
解けなかったんです。繰り返しがたりなくて。
そのとき、ものすごく後悔しました。
ここに、いまこの椅子の下に、わたしは答えを持っているのに見られない。覚えてない。
それがすごいばかばかしくて。
もちろん、たとえそれが合ってたとしても、現役合格してたわけじゃない。
でも究極的には、そういうことだと思うんです。
「やっただけ」「覚えたつもり」の蓄積が、不合格を呼んだ。
当たり前のことだけど、現役のわたしは徹底できなかった。
今年はそれだけはないようにしようと思って、直前期はこのファイルを繰り返しやりました。(赤シートで隠せるようにしてあります)
それでね、ここにまとめたことが出ました。いくつも!
で、少なくともその問題はほぼ全部正解できました。
これは成長かなと。そして、二次にもつながる心がけかなと。
だから、もう弱音とか吐かないで、とにかく二次に突き進みます。
見ててください。わたしは勝ちます。
センターリサーチの結果と出願校
わたしは河合塾のセンターリサーチと駿台のデータネットにセンターの点数を提出しました。
センターリサーチ・データネットの判定
以下、その判定結果です。
- 東京大学/文科Ⅲ類/前期
…駿台C(Bライン-7)、河合B(Cライン+3) - 早稲田大学/国際教養学部/センター利用
…駿台、河合ともにC(ちょうどボーダーぴったりくらい) - 明治大/文学部/日本文学科/センター利用前期5科目
…駿台、河合ともにA - 筑波大学/人文・文化学群/人文学類/後期
…駿台、河合ともにA - 国際教養大/C日程
…河合でちょうどボーダー
ちなみに東大文Ⅲ前期は、データネットの結果で
- 受験志望…248位/1277人
- 合算志望…414位/1852人
でした。文Ⅲの定員は469人だったので、つまり「この順位をキープするだけでも合格できる可能性は高い」ということ。もちろん全員がデータネットやセンターリサーチを利用しているわけではありませんが、大きな変動はしないはずなので元気が出ました。
この結果をもとに、出願は次のようにしました。
出願校
志望度順に、
- 東京大学文科三類(前期)
- 早稲田大学文学部(一般)
- 早稲田大学文学部(センター併用)
- 筑波大学人文・文化学群人文学類(後期)
- 明治大学文学部日本文学科(センター利用前期5科目)
- 早稲田大学国際教養学部(センター利用)
で提出。一応国際教養大学の願書も書いておきました。
まとめと後日談
先回りして結果からお伝えすると、出願した学校の合否は次のとおりでした。
- 東京大学文科三類(前期)
→合格 - 早稲田大学文学部(一般)
→合格 - 早稲田大学文学部(センター併用)
→合格 - 筑波大学人文・文化学群人文学類(後期)
→前期合格のため受験せず - 明治大学文学部日本文学科(センター利用前期5科目)
→合格 - 早稲田大学国際教養学部(センター利用)
→不合格
早稲田の国際教養だけ落ちてしまいました。じつは、センターの自己採点が1つだけ間違っていて。その後の開示の結果、
- 世界史が87点ではなく84点
でした。どうやら1問マークミスしたようです。この1問あってたら国際教養合格だったんだけど、、笑(自己採点時に同得点だった友人が合格していたので笑)
まあそんなことはどうでもよくて、とにかくセンターは足切りも越え、併願校のセンター利用・併用試験でも合格をいくつか取ることができ本当によかったです。
わたしがこの記事で伝えたかったのは、
- どんなに準備を重ねても試験本番はなにが起こるかわからないし、しんどい
- でも手応えよりも結果がいいこともあるから、撃沈の気持ちを引きずって負けないでほしい
- 東大に関しては、基礎力をちゃんとつけているなら足切りさえ越えればみんな一緒(センター試験の点数は思いっきり圧縮されるため)
ということです。生々しいレポートとなってしまいましたが、ご参考になればうれしいです…!
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読者登録をしていただけたら、とってもとってもうれしいです!!
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